魯迅の小説「故郷」に登場する動物「チャー」とはコレ!

以下文章选自《人民网日文版》
 
浙江省湖州市安吉県自然資源・計画局はこのほど、非常に貴重な動画を公開した。野生動物のアナグマが、この20年ほどで初めて、赤外線カメラに記録されたのだ。今回映像が捉えたこのアナグマこそが、魯迅の小説「故郷」に登場する動物「猹(チャー)」なのだ。
 
昨年9月から10月にかけて、アナグマは2度、安吉県でその姿を見せた。
 
2019年9月27日に撮影された映像
 
2019年10月16日に撮影された映像
 
アナグマとはどんな動物?
 
中国に生息するアナグマの中国語での正式名称は「亜洲狗獾(アジアアナグマ)」。魯迅の小説「故郷」に登場する「猹(チャー)」も、李時珍の「本草綱目」に記載されている「貆」も、いずれもこの動物を指している。中国語の名称「狗獾」という名前に「狗(イヌ)」という字が含まれているように、アナグマは一見すると子犬のように見えるが、犬より足が短く、毛がふわふわとしており、より丸々としている。アナグマは通常、夜間あるいは夕暮れ時に活動する。
 
魯迅の小説「故郷」に登場するアナグマ
 
現在、アナグマの生息数は、極めて深刻な状況にあり、中国科学院と元・環境保護部(省)が編さんした2015年版「中国生物多様性赤色リスト-脊椎動物編」において、アナグマは「絶滅危惧種」に指定されている。
 
またアナグマによく似た動物として、「猪獾(ブタバナアナグマ)」がある。アナグマとブタバナアナグマは同じイタチ科に属しているが、その外見にははっきりとした違いが見て取れる。
 
浙江省が初めて入手した野生のアナグマの映像記録
 
浙江省は2009年から赤外線カメラを使って記録を取り始めた。全省には現在、3千台あまりの赤外線カメラが設置されており、監視測定を行っているが、これまでアナグマを撮影したことはなかった。
 
安吉県野生動物資源バックグラウンド調査プロジェクトチームがこのほど、赤外線カメラに記録されたデータを整理した際に、アナグマの画像と動画をついに発見した。浙江省で野生のアナグマの映像記録が見つかったのは、今回が初めてだった。
 
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